肝斑を消すにはまずトラネキサム酸
肝斑(かんぱん)はトラネキサム酸で薄くするというのは一般的な知識になりつつありますが、シミと違ってレーザー治療を行わないのが肝斑の治療法です。
国内外の美容クリニックでシミ治療や肝斑治療は非常に人気がありますが、美白医薬品を使って治療しますが、自宅でも同じお薬や美白クリームを使ってシミや肝斑を治療できますので、こちらでも詳しく解説します。
シミ治療にはハイドロキノンクリーム、トレチノイン(ターンオーバー促進)が基本ですが、トラネキサム酸は「トラネキサム酸(トランサミン)」の服用が第一です。
ただし、トラネキサム酸の服用と同時にハイドロキノンの併用もとビタミンCの補充も推奨され、肝斑の治療が促進されます。
トランシーノとトラネキサム酸の違いについてお話します。
トラネキサム酸ですが、薬局でもトランシーノという名称で「医薬部外品」として入手できますが、トランシーノは第一三共が開発した『低濃度トラネキサム酸』のことで、美容クリニックで用いるトラネキサム酸より効果が弱いサプリメントです。
肝斑治療に美容クリニックで使用するトラネキサム酸は成分量が1錠あたり500mgで、市販のトランシーノは150mgほどで、本格的な肝斑治療には500mgの錠剤を用います。
トラネキサム酸の配合量を低くして効果を限定しないと「医薬部外品=市販サプリ」として薬局でトランシーノを販売できなかったため、あえてトラネキサム酸配合量と効果を落としたわけですね。
シミ・くすみを薄くするハイドロキノン・トレチノインなどはこちらからご確認ください>>
トラネキサム酸の服用量についてお話します。
多くの女性が市販のトランサミン(トランシーノ)を飲んでも肝斑が消えず効果がなかったと不満を抱くようです。
一番の理由はトラネキサム酸の服用量が少ないからです。
トランシーノは1錠に150mgほど配合されていますが、皮膚科や美容クリニックでは肝斑治療にトラネキサム酸を1日750mg〜1500mgが推奨されます。
トランシーノを2、3錠服用しているほどでは肝斑を消すには不十分なのです。
皮膚科やクリニックで定番のトラネキサム酸500mgの場合は1日に1.5錠〜3錠で十分な効果が得られます。
肝斑やシミ治療をしている間は特にビタミンCを多めに取ると肌のターンオーバー効果が促進されて肝斑が薄くなりやすいと言われています。ビタミン剤を1錠ほど補充すると十分です。
シミ・くすみを薄くするハイドロキノン・トレチノインなどはこちらからご確認ください>>
肝斑にハイドロキノンの使用についてお話します。
まず第一にトラネキサム酸を1日に750mg〜1500mg服用して肝斑を治療しますが、肝斑は紫外線によるメラニン沈着で更に濃くなるため、シミを薄くするようにハイドロキノンの使用も推奨されます。
トラネキサム酸とハイドロキノンを併用すると1ヶ月ほどで肝斑が見えなくなるほど薄くなることが普通です。ハイドロキノンは作用が強いため適量を使用し、塗り過ぎないよう注意します。
美容外科の先生による肝斑治療に対するトラネキサム酸の効果の解説を動画でご覧ください。
↓↓
トラネキサム酸500のシミ治療効果
美容クリニックでシミ、くすみ、肝斑の美白治療に処方されるのがトラネキサム酸500で、シミや肝斑を薄くする効果が認められたお薬です。
トラネキサム酸自体は元来、止血作用を目的としたお薬でしたが、上記のような美白作用があると判明してクリニックでは必ず処方される美白薬となりました。
トランシーノという肝斑治療のサプリも有名ですが、あくまでトラネキサム酸500が美白目的の医薬品として使われる美白薬です。
トラネキサム酸500は肌のメラノサイトというメラニン色素が沈着する層に作用して、色素沈着を阻害することでシミくすみや肝斑を改善します。
このメラノサイトは紫外線などの外部からの刺激を受けると肌を守るためにプロスタグランジンと呼ばれる物質を紫外線を受けた細胞の周りに伝達してメラニン色素を生成して肌を守ります。
若いころは肌のターンオーバーが早いのでメラニン沈着も消えて残りませんが、ある程度の年代になるとターンオーバーが追い付かずにメラニン色素が沈着してシミやくすみになります。
トラネキサム酸500はこの出来上がったメラニン沈着に作用してシミクスミ肝斑を薄くします。
トラネキサム酸500の服用量や注意点についてお話します。
成人の場合1日にトラネキサム酸750~2000mgを3〜4回の服用に分けて摂取しますので、トラネキサム酸500の場合1.5錠から4錠を数回に分けて服用します。
トラネキサム酸の服用を忘れた場合はすぐに適量を服用しますが、時間がかなり空いた場合は忘れた分は服用せずに次回の服用タイミングまで待ちます。トラネキサム酸の服用を忘れた分を次回分と一緒に服用しないよう注意です。
トラネキサム酸500の副作用としては嘔吐や食欲不振、眠気や発疹などがあります。
トラネキサム酸500は幼児が間違って飲んだりしないように保管します。他のお薬もそうですが、直射日光や室温が高い場所や湿気のある場所は避けましょう。
トラネキサム酸500を半錠など飲み残しは次回に服用せずにもったいなくても処分しましょう。
肝斑・シミ治療の美白薬の通販ランキング!
トラネキサム酸500mg(トランサミン) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
肝斑を消すための第1選択肢がトラネキサム酸(トランサミン)です。本来は止血作用で用いられていた薬用アミノ酸で、美白化粧品などで効果がない肝斑の改善効果が認められ、美容クリニックでは肝斑治療薬として使われます。
第一三共のトランシーノで有名になったトラネキサム酸ですが、トランシーノは成分量が低いサプリメントで、皮膚科やクリニックでは高濃度のトラネキサム酸500mgが一般的です。 |
|||||||
|
ハイドロキノンクリーム(シミくすみ改善) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
美容外科でシミやくすみ、そばかすを消すために第1選択されるのがハイドロキノン!高級な美白化粧品にも低濃度ハイドロキノン2%が配合されており、しみくすみの原因メラニンを改善し、予防効果もあります。
一般的にはハイドロキノンにトレチノインを併用して効果的にメラニン沈着を消します。 |
|||||||
|
ルミキシル(シミくすみ肝斑の改善) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
成分ルミキシルペプチドがメラニン沈着の原因チロシナーゼを86%阻害し、メラニン生成も40%抑制して、シミくすみ、肝斑を改善!予防効果も!米国スタンフォード大が生み出した最先端の美白剤!
均一にメラニンを抑えて肌の白抜けの心配なし、低刺激でもハイドロキノンの17倍の浸透力! |
|||||||
|
>コスメライトクリーム(ハイドロキノン+トレチノイン) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
シミくすみを消す美白ハイドロキノンに皮膚のターンオーバーを早めるトレチノインが両方配合された画期的な美白クリーム!ハイドロキノンがメラニン色素を改善、予防し、トレチノインが肌の古い角質をはがして美白効果を促進!
美容クリニックでシミやくすみ、そばかすの改善にはハイドロキノン+トレチノインクリームが定番です。 |
|||||||
|
トレチノインジェル0.1%(皮膚のターンオーバー) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ハイドロキノンと併用してシミやくすみを消す美白成分!皮膚のターンオーバーを早めて皮膚再生のスピードを2倍に早め古い角質を浮き上がらせてニキビ跡、メラニン沈着を改善!
毛穴回りの古い角質で毛穴がつまり、皮脂が溜まってできるニキビも効果的に改善! |
|||||||
|