顔以外の肝斑
30〜40代の女性を中心に悩ませる事が多いシミの一種である「肝斑(かんぱん)」肝斑と言えば、両の頬あたりにモヤモヤとしたシミとして左右対称に現れ、また治りにくいという特徴を持つとして有名です。
でも、実はその肝斑は「顔以外にもできてしまうことがある」といのをご存知でしょうか?
そもそも「肝斑」の定義とは何かご存じですか?
肝斑とは、ホルモンバランスの崩れや、ストレス、紫外線などが原因でできるシミの一種です。
その症状の出現場所は、「顔の両頬の骨に沿って、左右対称に現れる」とされており、また肝斑は、両頬だけでなく口の周りや目の外側、鼻と口の間である上口唇などに現れることもあるため、一般的には「顔にできるシミの一種」と認識されている病気です。
そしてその認識は決して間違っていません。
そして、その症状は30代〜40代の女性に出ることがおおく、また日本人を始めとしたアジア人の黄色人種によく見られる病気でもあります。
肝斑は顔にできる?できない?どっちでしょうか!
上記でも「肝斑は顔にできるシミの一種」と説明させていただきましたし、それは決して間違ってはいません。
また、様々な肝斑についてのネット記事を見ても「肝斑は、顔以外にはできません」と明記されているサイトも多くあります。
けれど実際に、産婦人科疾患や皮膚疾患関連の論文には「顔以外の場所に肝斑の症状が表れた」という結果が上がってきています。
けれど「肝斑と同じような形状のシミ」であるので、それが実際に肝斑と同じものかというのは現在も研究が進められている所なのです。
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顔以外にできてしまった肝斑の見分け方を説明します。
顔以外の場所にできてしまった肝斑をどう「肝斑」と判断すればいいのか?
「肝斑は顔にしかできない」と意識していたために、まさか体の一部に出来たシミが肝斑だとは思ってもいなかった、という方も多いと思います。
基本的なシミの出方というのは、顔にできる肝斑と同じです。
左右対称であるかどうかというのは別にして、そもそも肝斑がなぜ「肝斑」という名前がついたのかを説明します。
実は肝斑とは、そのシミの形が人間の臓器でもある「肝臓」と同じような形をしていることから「肝臓のような斑点」という意味で「肝斑」と名付けられました。
人間というのは、少し歪んだ半円形のような形をしており、肝斑も肝臓の形を逆様にしたような形をしているのが特徴です。
そしてそのシミはモヤッとして健康的な肌の色部分とシミの部分の境界線が曖昧になっているのが特徴ですね。顔以外の場所にできたシミの形がそのようなものでないか確認してください。
上記のような表現に当てはまるようなら、そのシミはもしかしたら肝斑かもしれません。
顔以外に出来た肝斑の直し方を説明しますね!
顔以外にできてしまった肝斑の治し方ですが、その治療方法は基本的には顔にできてしまった肝斑の治療方法と同じです。
飲み薬の場合や塗り薬の場合などと同じですが、1つ違うのは「塗り薬」での治療の場合、顔以外の皮膚というのは厚く薬の浸透力が顔に比べて遅いのです。
なので、塗り薬での治療を試みた場合、顔にできてしまった肝斑を治すよりも時間がかかってしまうことが予想されます。
実は顔以外の部位にも肝斑ができるということは理解していただけたかと思います。
ただ、その顔以外の部位にできた肝斑を「肝斑」と呼ぶのかどうか?
「肝斑」の定義としては「顔以外には出来ないシミ」とあるので、今後違った病名が着くのかという部分は、今後の医学界の動きを気にするしかありません。
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