肝斑の再発防止
30〜40代の女性を主に多く見られる「肝斑（かんぱん）」。
顔の両側、頬の骨の部分に沿ってできることが多く、また治りにくいという特徴を持つこの肝斑ですが、厄介な部分は「治りにくい」というだけでなく「一度できてしまうと再発しやすくなる」という問題もあるということをご存知ですか？
今回は肝斑が何故再発してしまうのか、また再発予防に何をすればいいのかを説明していきます。
肝斑はなぜ治りにくく再発しやすいかご存じですか？
そもそも、どうして肝斑は他のシミに比べて治りにくく再発しやすいと言われているのか？
一般的に多くのシミというのは、紫外線の浴びすぎ、日焼けなどによってできることが多く、その対策も日焼け止めクリームを塗って予防したり、美白化粧品などで肌を保護することによって治していったりします。
けれど肝斑はピルの服用によって起こりやすいと言われていたり、閉経後に症状が回復するという特徴から「女性ホルモン」と多きな関わりを持っているのではないかと言われています。
けれど実は医学的にもまだはっきりとした原因がわかっていないために、即効性のある薬などがわかっていないのも現状です。
そのために肌のターンオーバーに合わせて徐々にシミを薄くしていくので治りが遅く、また女性ホルモンのバランスが崩れるとすぐに再発してしまうという特徴があるのです。
肝斑を再発させないために意識したい予防法をご存じですか？
肝斑が治った！これで元通り！と喜ぶのは大変いいことですが、そのまま今までと同じ生活をしていたらまたすぐに肝斑が再発してしまうことは目に見えています。
では、肝斑が治ったあと、また治療の途中で再発してしまわないようにするにはどうしたらいいのか？その予防方法や気をつけるべきことを説明していきます。
・紫外線を出来るだけ浴びないようにして、日焼け対策をきちんとする
肝斑は女性ホルモンが原因として有力と説明しましたが、シミの一種でもあるので当然紫外線を多く浴びることによって肝斑ができることもあります。
また、その他のシミと合併して引き起こすことがあるので、肝斑は普通のシミとは違うから大丈夫と油断せず、きちんと日焼け対策をすることが大切です。
・不規則な生活をしない
肝斑の治療には時間がかかります、その間も、また完治したあとも規則正しい生活を送るよう心がけてください、睡眠不足や偏食、栄養不足などもホルモンバランスの崩れにつながってしまい、結果肝斑を再発させてしまうことになるかもしれません。
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肝斑を再発させないためにやってはダメなことをご存じですか？
肝斑の再発予防に必要なことを説明しましたが、やってはいけないことも説明させていただきます。
・顔を何度も擦るような洗顔やマッサージはしない
適度な肌のマッサージは血液の循環に効果はありますが、あまりにもゴシゴシとこすり過ぎたりすると肌を痛めてしまい再発にもつながってしまいます。
・とにかく肌に刺激を与えない
上記で日焼けについて説明しましたが、紫外線の刺激だけでなく、普段つかっている化粧品なども肌に塗ってかゆくなったり、合わないと感じたら使うのをやめてください。
肌に合わないものを使い続けると症状は悪化する一方です。
肝斑の再発予防とそれにより「やるべきこと」「やってはいけないこと」の説明をさせていただきました。
治りにくい肝斑、やっとなおった！と思ったらまたすぐ再発…なんてことになってしまったらショックですよね。
できることを気をつけて再発させないように心がけていきましょう。
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