シミができやすい人は?
シミができやすい人、できにくい人にはどのような違いがあるのでしょうか。
シミができやすい人は大きく分けて「体質的にできやすい」「環境的にできやすい」「ケア不足でできやすい」の3つに分けられます。
実は男性と女性でもシミのできやすさは異なり、女性にシミに悩む方は多いことからもわかるように、男性と比べて女性のほうがシミができやすくなっています。
女性に分泌量の多い女性ホルモンの中にはシミの原因となるメラニン色素を生成する色素細胞メラノサイトを刺激するホルモンが含まれています。
女性ホルモンは女性特有のシミのひとつである肝斑の原因になっているともいわれており、更年期に差し掛かり女性ホルモンの分泌が減少してくると、脳が「女性ホルモンが足りないから出すように」指示を出します。
この指示がメラノサイトを刺激するため、女性ホルモンが減り始める30〜40歳代以降にシミができやすくなるのです。
女性男性関係なく、体質的にシミができやすい方もいます。
生まれつき肌が白い方は肌が紫外線の影響を受けやすいため、メラニン色素が作られやすくなります。
また、思春期ごろからそばかすが顔に出る体質の方もいます。
これらの体質は遺伝で現れることが多く、両親または祖父母に肌が白い方がいるという方は、シミのできやすい体質を受け継いでいる可能性が高いです。
また、シミができやすい環境にいる方も注意が必要です。
仕事で外にいることが多い方、休日は必ず外に出かけるという方、外でやるスポーツを趣味にしている方などは、紫外線を浴びている時間が多くなりがちなので、シミができやすくなります。
シミは紫外線から肌を守ろうとしてできるものなので、日焼け止めなどの紫外線ケアをせずに紫外線を浴びるということはシミ予備軍を作っていることと同意です。
また、あまり外出することがないという方でも、睡眠時間が短い、生活習慣や食生活が乱れている、ストレスを常に抱えている方も、肌の新陳代謝のサイクルが乱れやすくなっているため、シミができやすいと言えます。
肌の新陳代謝サイクルであれば、メラニン色素は古い角質と共に剥がれ落ちていきますが、新陳代謝が正常に行われていない場合は、全てのメラニン色素が剥がれ落ちず、肌に残ってしまうことがあります。
肌に残ったメラニン色素はそのまま色素沈着を起こし、シミとなります。
タバコやアルコールを好み、糖分や脂肪分の多い食事をしている方は、体内を老化させる活性酸素が発生しやすいため、普通の方と比べてシミができやすいからだになっています。
もともとはシミができにくい体質だったとしても、このような生活を続けることでシミができやすい体質に変わる恐れもあることを忘れないようにしてください。
細胞の生まれ変わりを助けたり、細胞を健康に保つための成長ホルモンは寝ている間が最も分泌量が増えます。
睡眠時間が短かったり不規則だったり眠りが浅かったりすると、成長ホルモンが分泌されにくくなり、シミができやすくなるばかりでなく肌の老化にもつながっていきます。
特に女性にととって睡眠はとても重要なものです。
最近肌の調子が悪い、シミが気になるようになってきたという方は、睡眠時間や眠りの質を見直してみてはいかがでしょうか。
そして最もシミができやすくなる原因は、「ケア不足」です。
体質的に紫外線が出来やすい方でも、きちんと紫外線ケアをしていればシミの発生を限りなく少なくすることができます。
夏の時期は毎日日焼け止めを塗るという方でも、秋や冬になるとあまり紫外線を気にしなくなるという方も多いです。
紫外線は夏に限らず一年中降り注いでいますし、曇りの日の外出や、家の中で過ごす場合でも何もケアしないとシミのできる原因になります。
朝の肌の手入れの最後に日焼け止めを取り入れる習慣をつけることが大切です。
シミは紫外線でだけできるのではなく、様々な肌の刺激が要因になりますので、肌のピーリングなどを過剰にやりすぎたり、洗顔後タオルでゴシゴシと擦る等でも、摩擦による刺激で色素沈着が起こります。
肌を綺麗にしようと刺激の強いクレンジングで何度も顔を擦るのも同じシミができる原因です。
肌は擦らず、やさしく触れるように扱ってください。
女性は男性と比べシミができやすい要因をたくさん持っています。
皮膚は薄いところが多いのに一番外部からの刺激を受けやすい顔の皮膚を大切に扱うことが「シミのできにくい肌」への第一歩です。
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