肝斑 妊娠

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妊娠中の肝斑

妊娠中の肝斑

両の頬の骨沿いにモヤモヤしたシミとして左右対称にあらわれ、また治りにくいという特徴を持つ「肝斑(かんぱん)」。

 

30〜40代、女性を中心に悩ませる事が多いシミとして有名ですが、実は30〜40代の女性だけに限らず、妊娠中や出産後の女性にも肝斑ができやすいということはご存知でしょうか?

 

そもそも、多くの女性を悩ませる肝斑とはどうしてできてしまうのか?

 

実はこれは、医学的にも決定的な原因というのはまだ特定されていないのです。

 

けれど「これが原因で肝斑になる」という有力な原因はいくつかあげられています。

 

それは、紫外線の浴びすぎやストレス、ピルの服用による副作用など様々ありますが、女性特有の原因としてあげられる1つの有力な原因が「ホルモンバランスの崩れや、ホルモンのストレス」です。

 

肝斑と妊娠の関係についてお話しします。

 

上記で、肝斑ができる原因の1つとして「ホルモンバランスの崩れ」と表記しましたが、これがどう妊娠と関係してくるのかというと、肝斑以外のシミというのも紫外線やストレスによって出現することがありますが、肝斑は「女性ホルモン」が大きく関係しているシミの1つでもあります。

 

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妊娠中や出産後というのは、女性ホルモンのバランスが大きく変化する時期でもあり、またその時期は身体的にも大きな負荷がかかり精神的肉体的共にストレスが溜まる時期でもあるのです。

 

なので、肝斑が出やすくなる条件が一度に揃ってしまう時期というのが妊娠中や出産後ということになるのです。

 

妊娠中・出産後の肝斑治療法や対処法についてお話しします。

 

では、妊娠中にもし肝斑ができてしまったら?むやみに飲み薬を服用することはできないし、どうしたらいいの?という方のために妊娠中の女性でも使える薬や対処法を紹介させていただきます。

 

妊娠中の女性におすすめできる飲み薬は「トラネキサム酸」という薬です。

 

トラネキサム酸という薬には、肌の色素沈着をおさえる効果があるので肝斑にとても効果がある薬になります。

 

また、気になる副作用についてですが、実はこのトラネキサム酸という薬は、止血剤としても使用されることが多く、妊娠中の女性が切迫流産などを起こしてしまった時の止血剤として使われます。

 

つまり、安全性が高く妊娠中の女性が飲んでも安心できる薬となっています。

 

基本的には薬局でも買うことができるのですが、トラネキサム酸以外の成分が配合されている場合もあるので、きちんと病院で処方してもらうのが安全ですし、皮膚科を受診すれば難しい検査等もなく簡単な診断で処方してくれます。

 

それでもやはり飲薬するのは心配という方は、トラネキサム酸が配合された化粧品を使うことをおすすめします。

 

薬として飲むよりは効果が薄れるので治るのに時間はかかりますが、少しずつ肝斑の症状を薄めていってくれます。

 

妊娠と肝斑がどう関係しているのか?妊娠中に肝斑が出てしまった場合にどう対処すればいいのか?理解できたかと思います。

 

けれどやはり妊娠中に妊娠・出産以外のことで悩みたくはないもの、肝斑は肌の適切なケアや紫外線の浴びすぎに注意することなどによってある程度予防もできるので、出産後も綺麗な肌のお母さんで居るためにも、妊娠する前からきちんとケアすることも大切になってくるかとは思います。

 

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