肝斑にプラセンタが効くの？
両の頬骨に沿ってモヤッとしたシミとして現れ、また治りにくいという特徴を持つ「肝斑（かんぱん）」。
30〜40代の女性を中心に悩ませることが多いシミの一種としても有名ですが、実はその肝斑に「プラセンタが効く」というのを聞いたことがありますか？
何故肝斑にプラセンタが効くのか？またそもそもプラセンタって何？という部分を説明していきたいと思います。
プラセンタって何かご存じですか？
まずは「そもそもプラセンタって何？」という部分から説明していきます。「プラセンタ」って名前は聞いたことあるけど…という方、多いのではないでしょうか。
ズバリ、プラセンタとは日本語に直訳すると「胎盤（たいばん）」という意味なのです。
胎盤といえば、女性には、特に妊娠出産を経験したことのある女性には身近な言葉かもしれませんが、そうです。10ヶ月の間で一人の人間が外界で生きていけるように母体で育てるための臓器のことです。
プラセンタは、母体の中で赤ちゃんに栄養を運び成長を助ける働きもしますが、それだけではなく、まだ臓器が正常に動かない胎児に変わって、肝臓や腎臓などの役目を胎児一人でできるようになるまで変わりに受けて働いてくれるのです。
つまり、胎児に必要な呼吸や有害物の解毒、ホルモン分泌や排泄などの働きを全てプラセンタがかわりに行ってくれている、まさに完璧な臓器とも言える部位なのです。
プラセンタに含まれる主な成分や種類についてお話しします。
プラセンタが万能な臓器であることは上の説明から理解していただけたかと思います。
そんなプラセンタには、様々な栄養素が含まれており、また色々な種類もあります。
まず、プラセンタに含まれる主な栄養素ですが、「タンパク質・脂質・糖質」という人間に必要不可欠な3大栄養素が含まれているのをはじめ、ミネラル・ビタミン・アミノ酸や酵素、活性ペプチドなどといった様々な栄養素が含まれています。
また、プラセンタの種類には大きく分けると「動物性プラセンタ」と「植物性プラセンタ」の２種類が存在し、また「動物性プラセンタ」の中からも「人（ヒト）由来」「牛由来」「豚由来」と３つに分けることができます。
「ヒト由来」のプラセンタというのは文字通りヒトの胎盤から取れるプラセンタエキスですが、基本的には医療機関でのみその使用を認められています。
「牛由来」のものは、過去多く使用されていましたが「狂牛病」が広まって使用不可となったため現在「動物性」で主に使われているのは「豚由来」のプラセンタになります。
「植物性プラセンタ」というのは、主に大豆やライ麦などから取れるものを使用していますが、植物に胎盤なんてないのにどうやって…？と思いますよね。
実は植物の胚が動物でいう胎盤に当たるのです。発芽と芽を育てるために栄養分を運んだりする機能になっているのです。
肝斑とプラセンタの関係性についてお話しします。
そんな栄養素満点のプラセンタ。その内容はわかっていただけたかと思いますが、では何故そのプラセンタが肝斑にも効くのか？という部分を説明させていただきます。
プラセンタには様々な栄養分が入っていることをお話しましたが、実は「美白成分」もプラセンタには含まれているのです。
詳しく説明すると、プラセンタにはメラニン色素を多く発生させる、活性酸素を除去し、肌の新陳代謝を促進する効果があるのです。
肌にも新しくなる周期というものがあるのですが、これは年をとればとるほど、新しく綺麗な肌になるのに時間がかかり、肌の新陳代謝も弱くなっていきます。
なのでプラセンタを摂取したからといって、１日２日で肝斑が治るのかと言われれば、決してそんな魔法のようなことは起こりません。
ですが、老化と共に衰えつつある細胞をプラセンタが支え、働きをサポートすることによって肌がゆっくり少しずつではありますが、美白へと向かっていくのです。
肝斑にプラセンタは効くということは理解していただけたと思います。
即効性はなく、短時間で劇的な変化！というのは感じられないかもしれませんが、ゆっくりと体の奥から肝斑を直していくのに、プラセンタはぴったりということなのです。
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プラセンタは肝斑やシミなどに効果があるの？
肝斑の原因はシミと同じようにメラニン色素がメラノサイトと呼ばれる肌の深層の細胞で生成されて肌のターンオーバーでは除去されずに沈着した状態のシミです。
肝斑はシミと似ていても原因が女性ホルモンの変化で、肝斑ができた後はシミと同じように紫外線で更に濃くなります。肌のマッサージのし過ぎや避妊ピルでも肝斑ができやすいと言われますね。
肝斑にはトラネキサム酸の服用が第一ですが、補助的にプラセンタで肝斑がさらに薄くなると言われていますね
肝斑にはレーザー治療は逆効果ですのでレーザーは絶対に控えましょう。プラセンタ（胎盤）はヒトプラセンタ、馬、豚、牛プラセンタがありますが、ジェルタイプのプラセンタジェルは肌の美容目的で幅広く使われます。
なにも肝斑の改善に限らず肌の細胞の活性化などの作用で肌のアンチエイジングに一般的に用いられる成分です。
またプラセンタには血行促進の作用があるので肌のターンオーバーの促進にはプラスに働きます。ビタミンCやトレチノインは肌のターンオーバーを促進しますので、ビタミンCとの併用やトレチノインとの併用も良いかもしれません。
プラセンタとは？についてお話します。
女性なら一度は興味を持ったことがあるプラセンタとは馬、豚、、牛などから摂取されることが多く、胎児の栄養素として使われる大事な栄養素の基です。プラセンタは日本語では胎盤と訳されます。
プラセンタは栄養素が凝縮されたもので細胞の活性化、健康、免疫力の維持や血行の促進、ターンオーバー（代謝）の促進効果などです。
女性がプラセンタを服用するとホルモンバランスが改善されて美肌効果なども期待できるとされ、多くのプラセンタジェルなどが開発されています。
プラセンタは更年期障害や肝障害、お乳の分泌不足の改善などにも用いられ、この場合プラセンタ注射が一般的です。
プラセンタは美肌目的で使用されますについてお話します。
美容目的では肝斑以外にも、しみ、しわの改善や肌にハリを与えるアンチエイジング目的で用いられますので、肝斑に悩む女性だけでなく、美肌効果を得るためにプラセンタジェルでお肌ケアをするのも良いかもしれませんね。
ただし、肝斑がメインの場合はトラネキサム酸の服用をお忘れなく。トラネキサム酸はトランシーノで有名になりましたが、肝斑治療にはトランシーノではなく高濃度のトラネキサム酸を服用します。
美容クリニックでもトラネキサム酸500mgを処方されますが、かなり高価なので個人輸入でハイドロキノンなどと一緒にまとめ買いするとお買い得です。
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