20代でも肝斑？
両頬にモヤ〜っとしたシミとして左右に現れ、治りにくく厄介という特徴を持つ「肝斑（かんぱん）」。
30〜40代の女性を悩ませる事が多く、最近でも厄介なシミの一種として有名ですが、実は30〜40代の女性だけに限らず、20代の女性にも肝斑の症状が現れるということはご存知でしょうか？
肝斑ができる原因をご存じですか？
そもそも、たくさんの女性を悩ませる肝斑は何故、どうやってできてしまうのか？
実は医学的にも決定的な原因というのは、特定されていないのです。
ですが「これが原因で肝斑になるのではないか」という、有力な原因はいくつか挙げられています。
それは、ストレスや紫外線を浴びすぎている、そしてピルを服用することによる副作用など様々ありますが、女性特有の原因としてあげられる有力な原因のひとつが「ホルモンバランスの崩れ」、そして「そのホルモンバランスの崩れからくるストレス」です。
20代のホルモンバランスについてお話しします。
上記で、肝斑ができる原因の有力説の1つとして「ホルモンバランスの崩れ」また「そのストレス」と説明しましたが、それが30〜40代の女性が中心と言われている肝斑が、なぜ20代の女性に肝斑の症状が出ることと関係があるのか？ということを説明させていただきます。
まず「ホルモンバランスの崩れ」ですが、30〜40代の女性というのは出産前後の年代であること、またそこから50代〜60代に向かって更年期に入っていくことから女性ホルモンのバランスが崩れ、年齢を増すとともに衰えていくことによるものが多いです。
しかし20代の女性というのはホルモンそのものもがまだ安定しきっていないことも多く、また、ここ近年の女性の妊娠出産の平均年齢が下がってきていること、そして現代のストレス社会で若い女性でもストレスを貯めやすくなっていることから20代でも肝斑になるやすくなっているのではないかと考えられています。
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けれどこれも肝斑の原因が医学的に証明できていない事と合わせて、確実な医学的根拠があるわけではないので、大切なことは日々の肌のケアやストレスを貯めこまないことにあるのです。
20代で肝斑ができてしまったときの対処法についてお話しします。
では、20代で肝斑が出来てしまった場合、どう対処すればいいのでしょう？
また肝斑にならないための予防方法も合わせて説明させていただきます。
基本的に肝斑の治療というのは長期間に渡り、少しずつ少しずつ症状を改善させていく方法しかありません。
なので、シミ以外のニキビや肌荒れなどの肌のトラブルに比べて長期戦になってきてしまいます。
ですが、20代の肌というのは30〜40代の女性の肌に比べたら当然若く、肌が新しくなる周期やその力も強いです。
なので、長期戦とはいっても30〜40代の女性に比べたら少し早めに完治できるかもしれません。その主な治療方法はやはり飲み薬に頼るか、塗り薬に頼ることになります。
皮膚科を受診すれば適切な薬を処方もしてくれるので、とにかく早く治したい！という方は皮膚科を受診されることをおすすめします。
また、予防法に関しては、なるべく紫外線を浴びないようにきちんと日焼け止めを塗ったり、ストレスを貯めこまないように気をつけることで多少の予防にもなっていきます。
また、夜の化粧落としなど肌のケアを怠らないことが大切です。
何故30〜40代女性に中心に現れるはずの肝斑が20代の女性にも多く見られるようになったのか、その理由がわかったかと思います。
そして、肝斑にならないためにも大切なのは日々の肌のケアです。
自身の肌のタイプなどをよく調べ、自身にあったケア方法を続けていくのが何よりも大切になってくるのです。
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